Pierce~First Moon~
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※当サイトのピアスに関する情報等は、個人の体験談や、医師から聞いた事、ネット等で調べた情報を集めたものです。
サイトに掲載しているケア方法などを試す場合は、自己判断、自己責任でおこなって下さい。
※ケアしているのにピアスホールが中々安定しない、具合が悪い、ホットソークでも良くならない、と言った場合は、ピアッシングをおこなっている医療機関など、専門家の元で、適切な診断、治療を受けられる事をおすすめします。
ピアス体験談
初めてピアスを空けた時の事。
10年後に病院で空けた時の事。
スタジオで空けた時の事。
初めてピアスを空けた時の事。
中学生の頃から、私には野望がありました。
それは、ピアスを空けても大丈夫な年齢(高校卒業後)になったら、左耳に赤いピアスを付けると言う事。
何故、そんな野望があったのかは、色々照れくさいので割愛しますが、とにかく十代の頃は「左耳に一粒赤いピアス」に非常に憧れがあったのです。
高校卒業後の春休み、ピアスを空けてくれる病院を探し、駅前の病院を紹介され、ピアッサーは持ち込みだったので、駅地下のジュエリーショップでピアッサーを買い、病院に持って行きました。
その時、同じくピアスを空けてみたいと、実姉も同行。
私は片方しか空けるつもりがなかったのですが、当時のピアッサーにはピアスが二つ付いてたんですね。
(どういう構造だったかは忘れましたが)
それで、余った方で姉も空けてみたいとの事。
本当はこれ、やっちゃだめです。
注射針と一緒で、人が使ったピアッサーを使い回しちゃ駄目なのが、ピアス界や医療業界の常識。
しかし、若かった我々は、そこまで考えてなくて、軽い気持ちで先生にお願いしちゃったのでした。
先生は女医さんだったのですが、ちょっと苦笑しながらも、
「本当は駄目なんだけど、姉妹だから特別ね?」
と、なんと割と簡単に、我々にピアッシングして下さったのです。
(ちなみに、今はその病院はありません。なんで無くなったのかは不明です)
当時のピアッサーは、今のピアッサーより確実に痛かったと思います。
姉はそんなに腫れませんでしたが、私は耳たぶがちょっと厚いせいか、結構腫れました。
まるで、お餅がぷくーっと膨らんだように。
何日か痛みましたし、当時「金属アレルギー」もよく知らなかった私は、確か18kのファーストピアスをしていたと思います。腫れた以外にトラブルはありませんでしたが。
昔は、今程肌が弱くなかったので、ケアも結構いい加減でした。
消毒もしたりしなかったりで…。
それでも、無事ホールは出来ました。
それからは、赤いピアスを探してジュエリーショップ等を巡る日々だったのですが、何故か求めている「真紅」のピアスには出会えませんでした。
その後3年程して、いつの間にか、ピアスをしなくなり、それから何年もピアスと無縁の生活を送ったのでした。
10年後に病院で空けた時の事。
それから何年も経って、何かのきっかけでずっと使っていなかった左耳のピアスホールにピアスを通したら、ちょっとだけ引っかかりはあったけど、さほど痛みもなくピアスが通ってしまい、
このピアスホールはまだ生きていた!!!!
と、言う事が解ってから、右耳にもピアスを空けたくなりました。
それが今から数年前の夏のお話。
かかりつけの病院がピアッシングを空始したので、ちょっとドキドキしながらも予約を入れました。
ピアッサー持ち込みの病院だったので、教えてもらったお店でピアッサーを購入し、
予約した日に病院へ。
しかし、いざピアッシングする直前になって思いもよらぬトラブルが!!!
ピアッサーを受け取った看護婦さんが持ち込んだピアッサーを見て、
「これ…、何だかすごく古そうなんですけど…」
と、一言。
私も、お店でピアッサーを指定したら、奥から出したのを袋に入れられたので、中身をよく見てなかったのです。
見てみると、確かになんだか異様に日焼けしている外観…。
「衛生面に不安があるので、これ一度メーカーに問い合わせますね」
と、言われ、ピアッサーは回収。
幸い、両耳に同じピアスをしようと思って、もう一つ同じピアッサーを買っていたので、その日に施術はしてもらえました。
ペンと鏡を渡され、どこに空けるのかは自分で印を付けるように指示されました。
うまく左右対称になるか解らなくて、何度も点を打ったり消したりして、その内、ますます対象だか解らなくなって来て、看護婦さんとも相談したりして。
その後、先生がやってきて、ピアッシング自体は一瞬で終わりました。お値段800円。
以前空けた時より、全然痛みはありませんでした。ピアッサーも進化したんだなぁと感心。
あっけないなぁと思いつつ、緊張していたのでそのまますぐ帰りました。
そして、
帰ってから「あれ?なんだか左右対称になってない…」と、ショックを受け、
空けたばかりのピアスを外してしまったんです。
空けたばかりだから、塞いで次こそはちゃんとした場所に空けてもらうぞ!と、決心し、3週間くらいしてから、再び病院に予約を。
そしたら、一度外してしまった事が不満だったのか、先生の対応が冷たく、空けられたピアスを後で見てみると、正面と後ろの角度が斜めに!
ちょっと顔を起こすと、後ろのキャッチが下から見えるくらい、斜めに歪んでピアッシングされてしまっていたのです。
再び大ショック…。
もうこれは自分で空けた方がマシだと思い、セルフで空ける決心をして、家の洗面台の前で1時間ほどピアッサーを構えて鏡とにらめっこ。
もう失敗したくない、狙った位置に空けたい、しかしセルフだからすごい緊張。
そう言う時に限って、やたらと家族に用事を頼まれたりするんですよね。
それで、ちょっと焦りながら空けたら、針先が滑ったのか、狙った場所と全く違う場所にピアスが!
しかも、貫通してない!!!(家族のせいにしちゃだめですね。ホントは自分のミスです…)
痛い思いをしただけで、私のセルフ経験は終わりました。
さすがにもう同じ病院で空けてもらう気にならず、そのピアスも外して、かかりつけの皮膚科の先生に相談しました。
そうしたら、夏場にピアスを空けるのは良くないから、秋になったら空けてあげると言われ、秋まで待つ事に。
10月になって、今度は皮膚科の女医さんに空けてもらう事に。
今度は、すごく丁寧に説明してくれて、角度の事なんかもしっかりお話出来て、看護婦さん付き添いのもと、ピアスガンで空けて頂きました。
今度は角度はばっちり。
が、ピアスガンはピアッサーより痛くて、空けた直後から腫れてしまい、腫れがすっかり引いた頃には、やっぱり左右非対称になっていて、姉にも友達にも「左右で違うね」と言われてしまいました。
それが気になって気になって、再び空け直してもらう決意をしたのは、12月のお話。
実はもうホールも安定していたので、このままホールが閉じるか解らず、先生に相談したら、
「今空いてるホールはぺしゃんこになるから大丈夫だけど、ピアスガンは針の先が見えないので、正確に狙った位置に空けるのは難しいです。どうしても狙った位置に空けたいなら、注射針のようなモノで空けるしかないけれど、自分にはそれは出来ません」
と、説明されました。
しかも、私はすでにホールが空いているので、針先が空ける時に滑って、どうしてもホールの方に針が入ってしまうとの事。
また、人間の耳は元々多くの場合左右対称ではなく、角度等も違う為、対象にするのは難しいし、空けてみなければまっすぐ貫通するかどうかも解らないそうです。
それでもと、一応空けてもらいましたが、やっぱり微妙にずれが…。
皮膚科の先生もピアスをされていて、自分も多少はずれているから、そんなに気にする事ないですよと言ってもらったのですが、やっぱり気になってしまうのでした。
ただ、事前にピアッシングの欠点などもすべてきちんとお話してから施術して下さった皮膚科の先生は、とても信頼出来るし、素晴らしい先生だと思います。
病院でも、流れ作業的にピアッシングする所は、やっぱりあまり良くないと思いますし、きちんと話を聞いてくれて、説明してくれる病院なら、安心出来るのではないでしょうか。
スタジオで空けた時の事。
皮膚科でピアッシングしてから一週間。
ネットのピアスサイトを巡っていたら、自分の住んでいる地元にもスタジオがあると言う情報が!
しかも、女性のピアッサーさん(ピアッシングする方をピアッサーと言います)との事!
さらに、感じの良いピアッサーさんだと書いてあったので、ドキドキしながらも予約する事に。
電話での対応も感じが良くて、実はスタジオってちょっと怖いイメージがあったのですが、そう言う不安が解消されました。
予約した日に、スタジオへ。
学生時代に通い慣れた道ではあったのですが、そこからちょっと逸れた解りにくい場所にあって、しばらく探しまわったりもしながら、なんとか発見。
お店は落ち着いたアジアンショップと言ったおもむきでした。
中には若い二人の女性店員さんが。
どちらも、ピアスを沢山していらっしゃいましたが、ゴツい雰囲気じゃなくて、
かっこいい!かわいい!
と言う印象を受けました。
実はかなり緊張していたのですが、緊張すると饒舌になるタイプなので、色々聞きながら、ボディピアスのタイプを選んで、お金を支払い、カーテンで仕切られた奥の部屋へ。
事前に料金を聞いていなかったので、予想していたのよりお高かったのですが、これは後々考えてみたら、適正な料金だったと思います。
ボディピアスはボールの部分を選べるし、軸の長さも選べるので、次に買う時は軸だけ取り替えたり、ボールの部分だけ買ったりも出来るので。
カーテンの向こうの施術室は、すごく落ち着く雰囲気で、壁の写真とか壁画とか、消毒している容器とか、ニードルやボディピアスの本体部分が入った引き出しとか、そう言うのがとにかくかっこいい!
すごく「仕事してる人」の雰囲気が漂う空間だったのです。
きっと、自分の仕事に誇りを持ってやってるんだろうなぁと思いました。
ピアッシングの際も、色んな説明をして下さいました。
ニードルは注射針を作っている日本のメーカーさんのところで作られていて、痛みなくスムーズに貫通させるために、角度やコーティングに工夫がされている事。
ボディピアスは本体部分の長さが選べる事や、ピアッシングしたばかりのホール付近を手で触れないように気をつける事(これは雑菌が付くためです)、消毒液は皮膚を痛めたりするので良くない事などなど。
そして、左右対称に空けるために、ホールから耳たぶの下までの長さや、ホールから耳の付け根までの横の長さが細かくデジタル表示される器具があって、それにもびっくり!
病院では、自分で空けたい場所に印をするように言われて、いつも自分で印をしていたのですが、スタジオではピアッサーさんが特殊な機械でホールの場所を細かく測定してくれたのです。
そして、印をつけて、いざピアッシングを。
深呼吸するように言われ、息を吐くと同時にニードルが貫通してました。
痛みは全くなかったです。
本当にスルッと針が通っていて、ひたすらびっくり。
手際の良さにもびっくりでした。
感動しつつ御礼を行って、店を後にしてからしばらくして、急にピアッシングした場所が痛みだし、腫れて来たりもしたのですが、これはニードルのせいと言うより、一週間前に病院で空けたファーストピアスを外さずにスタジオに行って、空ける寸前に外したのと、その時の傷口のわずか2ミリ横に空けた事が原因のような気がします。
結論から言うと、スタジオが近くにある方は、ピアッサーさんやお店の雰囲気、腕前なんかももちろんありますが、多くの場合、病院よりスタジオの方が良い様な気がしました。
スタジオについては賛否両論あるようですが、少なくとも私が足を運んだスタジオは、衛生面も対応も、とてもきちんとしていて好感の持てる場所でした。
病院に当たり外れがあるように(先生との相性もありますしね)、スタジオにも当たり外れはあると思いますが、
私の体験談が、これから空けようと思っている方の参考になれば幸いです。
2005年12月22日 糸宇 睦月 (2009年12月16日 加筆)
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