Pierce~First Moon~
ジュエリー専門店Carat…上品でさりげないデザインのセカンドピアス、ジュエリーが色々。自社生産も魅力。
Cafe Fragrant Olive…フェミニンな小さくて可愛いジュエリーが色々。猫デザインジュエリーも!
アーアゼロワン…ピアスの芯の長さや太さも選べるオーダーメイドジュエリーショップです。
おすすめビーズアクセサリーの本
…Amazonで、ピアス等のアクセを自作するための本が購入出来ます。
※当サイトのピアスに関する情報等は、個人の体験談や、医師から聞いた事、ネット等で調べた情報を集めたものです。
サイトに掲載しているケア方法などを試す場合は、自己判断、自己責任でおこなって下さい。
※ケアしているのにピアスホールが中々安定しない、具合が悪い、ホットソークでも良くならない、と言った場合は、ピアッシングをおこなっている医療機関など、専門家の元で、適切な診断、治療を受けられる事をおすすめします。
初めてのピアス、ファーストピアスについて
このページでは、初めて付ける事になるピアス、ファーストピアスについてご説明します。
ピアスを空ける時の注意点。空ける際に準備する物。
ピアスはどこで空けるべきでしょう。
ピアスを空けた後の注意点。
ピアスを空ける時の料金について。
ピアスを空けるのは痛いのでしょうか。
ピアスを空ける時、何で空ければ良いでしょう。
ファーストピアスの材質は何が良いのでしょう。
どうしても自分で空けたい場合。
お友達や家族に空けてもらうのは駄目?
会社や学校でピアスを禁止されているけど空けたい場合は?
ピアスを空けるのに向いている季節は?
ピアスを空ける時の注意点。空ける時に準備する物。
ピアスを空ける行為(これをピアッシングと言います)は、身体に傷をつける行為でもあります。
ですから、もちろんリスクを伴います。ピアッシングしたばかりのホールには、トラブルもつきものです。
初めてピアスを空けたいと言う方を怖がらせるつもりはないのですが、きちんとした準備や知識がないと、思わぬトラブルが起こってしまう事を、最初に知って頂きたいのです。
安全にピアッシングするためには、ピアッシングを行っている医療機関か、スタジオで空けてもらいましょう。
自分自身で、あるいはお友達の手を借りて安全ピン、画鋲、布団針等で空ける方もいらっしゃいますが、衛生面などからお勧めで来ませんし、とても危険な行為です。
安全ピン、画鋲、布団針等は、どんなに消毒しても、完全な消毒をする事は出来ませんし、ピアスを空けるのにも向いていません。トラブルの原因になります。
スタジオで使われるニードルや、病院で使われるピアッサー、ピアスガンは、滅菌処理されています。
「滅菌」されたニードルやピアッサーならば、恐ろしいウイルス感染などの心配はありません。
そういう恐ろしい菌やウイルスも殺してしまえるのが「滅菌」なのです。
しかし、安全ピンや画鋲では、「滅菌」する事が出来ません。
滅菌が出来ないとどうなるのか、消毒とどう違うのかと言うと、消毒だけでは、死なない菌、ウイルスが存在し、それに感染すると、死に至る菌も存在すると言う、大げさなように聞こえるかもしれませんが、最悪命に関わるトラブルに見舞われる可能性があると言う事です。
C型肝炎ウイルスなどは消毒では死にません。感染すれば死に至る事があります。
実際、ピアスの知識がなかった事から、C型肝炎に感染し、死亡されたケースは何件もあるのです。
(海外のお話ですが、ピアスの試着がOKのアクセサリーショップで、ピアスを試着した事により、C型肝炎にかかり、亡くなられたと言う報告があるそうです)
他にも、雑菌から化膿してしまい、耳たぶがボロボロになってしまったり、金属アレルギーが発症しやすくなったりします。
ですから、ピアスを空ける時は、衛生面などに十分気をつけて下さい。
ピアスを空ける際に、事前に準備する物については下記を参照して下さいね。
ピアッシングしてくれる医療機関を探す。出来れば口コミ評判を知人、友人に聞いてみて下さい。
ピアッシングしてくれる医療機関、スタジオがあった場合は、料金やピアッサーの持ち込みが必要なのかなどを問い合わせる。
※ピアッサーとは、ファーストピアスがあらかじめセットされている、ピアスホールを作る器具です。
アクセサリーショップや雑貨店などで販売されています。
この時、なるべくロングタイプと書いてある物を選びましょう。ケアがしやすく、腫れた時に埋没する可能性が低くなります。
また、材質は、金属アレルギーの心配がないチタンかサージカルステンレス(医療ステンレス)がお勧めです。
樹脂ピアス(透明ピアス)がセットされたピアッサーもありますが、樹脂ピアスは不衛生になりやすい、キャッチ(ピアスを留めておくストッパー)が取れやすい、癒着や埋没しやすいと言う欠点があるためお勧め出来ません。
スタジオの場合は、基本料金とは別に、ピアス代金などが必要になるため(ピアスはスタジオで購入します。大抵持ち込みでは空けてくれません)、全部でいくらになるのかを、事前に問い合わせておきましょう。
また、スタジオの場合は、ボディピアスとしてピアスを空ける方が多く、ボディピアスの太さは、ファッションピアスのファーストピアスより太い14ゲージである事が多いため、「ファッションピアスを使いたいので、16ゲージか18ゲージのピアスで空けて下さい」と説明しておきましょう。
医療機関で空けた場合、ケアジェルを販売してもらえる事が多いですが、そうでなかった場合は、雑貨店、アクセショップなどでピアス専用ケアジェルを買って、毎日入浴時にケアして下さい。
スタジオで空けた場合は、薬用ソープを勧められる事が多いです。ミューズなどは刺激が強すぎるので、低刺激のクレアラシルマイルドソープや、クリアレックス・薬用ボディソープでケアして下さい。
ケア方法などはこのサイトの「初めてのピアス」や、「ピアスホールのケア」に書いてありますので参照して下さい。
ピアスはどこで空けるべきでしょう。
ピアスはスタジオか、ピアスの知識のある医師(病院)で空けてもらう事をお勧めします。
衛生面はもちろんの事、アフターケアのアドバイスや、トラブルが起こった時にも相談出来るので安心です。
ピアスを空ける際は、事前に病院やスタジオの情報を集めた方が良いでしょう。
医療機関でしたら、皮膚科や耳鼻科、美容外科などで空けてくれる所が多いようです。
ただ、中には「ピアスに否定的」な医師の方もいらっしゃいますので、何件か問い合わせてみる事をオススメします。
どうしても自分で空けたい方は、せめてピアッサーや滅菌されたニードル(ショップによっては滅菌処理されてないニードルを販売していますので注意して下さい)で空けて下さい。
その際も、事前の耳たぶの消毒、調子が悪くなったら、自己判断せず、すぐ皮膚科等の医療機関に相談する事もきちんと考えておいて下さい。
また、セルフでピアッシングを行なって、トラブルが起こった場合は自己責任になります。耳たぶがどうなっても、自分で責任を取らなければなりません。
私は、セルフ(自分で空ける事)も、病院もスタジオも経験しました。
病院では、持ち込みのピアッサーか、病院に用意しているピアスガンで空ける事になるのですが、器具の性質上、正確に狙った場所に空けるのが、ニードルに比べて難しい様です。
ピアッサーには、あらかじめファーストピアスがセットされていて、ホッチキスに近い要領で、ファーストピアスを耳たぶに刺し込みます。この時、キャッチも留る仕組みになっています。
ピアスガンも同様で、別売りのファーストピアスをセットして(これは医療機関側が用意してくれています)、ホッチキスの要領で耳に刺し込みます。この時、キャッチも留る仕組みになっています。
ニードルは、注射針よりも太い穴の空いた針のような形をしています。
これに、針と太さの合うピアスを装着して、耳たぶに刺し、ニードルを貫通させた時に、ピアスが耳に留まる仕組みになっています。
ニードルには、ピアッサーやピアスガンで空けた時のような衝撃がないので、より身体に優しいと言えるかもしれません。
病院では自分で空けたい場所に印をしなければならない事が多いのですが、自分で左右対称に印をするのも意外と難しいです。書いたり消したりしている内に、印がぼやけてしまったり、耳たぶが赤くなってはれてしまったりと言う事もあります。
また、何度もピアスを空けた事がある人は、耳たぶの表面がでこぼこしているため、ピアッサーやピアスガンでは針先が滑ってしまい、さらに正確に空ける事が難しくなるので、スタジオの施術をお勧め致します。(私がこのパターンでした…)
ピアスを空けた後の注意点。
ピアスを空けた後の注意点をいくつか上げておきます。気を付ける事で、トラブルを減らす事が出来ます。
ピアッシングした部分、またピアス本体を、洗っていない手で触らないで下さい。
ピアッシングしたばかりのピアスホールは「傷口」です。
洗っていない手で触れると、雑菌などが傷口に入り、化膿する原因になります。
ついつい触ってしまいがちですが、それが原因でトラブルを起こすケースは非常に多いです。
実は私も、それが原因でトラブルを起こし、化膿させてしまった事があります…。
ピアッシング後6週間はピアスを外さないで下さい。
よく、ピアスを空けたばかりなのに、ピアスの着脱をおこなう方の話を聞きますが、これは衛生面やピアスホールのためにも禁物です。
空けたばかりのピアスホールは生傷と同じです。
また、手足の皮膚よりも薄い皮膚のため、生傷の上から刺激を与えると、思わぬトラブルに見舞われやすく、化膿したり、塞がったりと言ったトラブルが起こります。
また、校則などでピアスを禁止されているからと、樹脂ピアス(透明ピアス)に付け替える方もいらっしゃるようですが、これも危険です。最悪、樹脂ピアスの埋没、癒着が起こる可能性があり、症状が深刻になると、外科手術が必要になる危険性もあるからです。
ファーストピアス(キャッチも含みます)は、ピアッシングしてから6週間は外さないで下さいね。
ケアする時も、ピアスやキャッチは装着したまま、ケアをおこなって下さい。
毎日きちんとケアして下さい。
ピアッシングしたら、毎日、洗浄・消毒、ピアスをくるくる回したりスライドさせると言ったケアが必要になります。
洗浄・消毒を怠ると、傷口から出たリンパ液や血液で傷口が塞がったり、雑菌が繁殖してトラブルの原因になります。ピアスをくるくる回したり、スライドさせて洗浄・消毒する事で、ホールをまんべんなくケア出来ますし、綺麗なホールを作れます。
空けた直後から数日間は、ピアスをくるくる回したり、スライドさせるのが痛くて難しい場合もあります。
そういう時は無理に動かさず、ホールの表面上にジェル等を付け洗い流すケアをして下さい。
ジェルの代わりに低刺激の薬用石鹸も使えます。
他のサイト様でミューズを薦めている所もありますが、私がスタジオの方に伺った所、ミューズはあまり良くない様です。
石けんでお薦めなのは、トリクロサンが主成分で無香料の「クリアレックス・薬用ボディソープ」が良いようです。
敏感肌用でほとんどの薬局で手に入るそうです。(スタッフ様、情報ありがとうございます)
通常は数日後で動かしても強い痛みは感じなくなります。空けて一週間以上経っているのに、スライドさせたりするのが辛いと言った場合は、もしかしたらホールの内側で分泌物が固まっているかもしれません。
そう言う時はホットソークを試してみて下さい。
ホットソークについては、「ピアスホールのケア」に詳細を載せてあります。
それでも痛みがあって回せない、腫れや赤みが酷く痛みが強いと言った場合には早めに皮膚科やスタジオで相談される事をおすすめします。
洗浄・消毒の際は、低刺激の石けんや専用ジェルを使って下さい。
マキロンなどの市販の消毒液は刺激が強すぎて良くありません。
同じ理由でミューズなどの薬用石鹸も成分が強すぎるようです。
低刺激の石けんや、ピアス専用のジェルを使ってケアして下さい。
石けんでケアする場合は、よく石けんを泡立て、ピアッシングした部分に泡をのせて、
1分ほど置いてからよく洗い流して下さい。
その際、ピアスをスライドさせられるようになったらスライドさせてホールの中までケアします。
(空けたばかりで痛くてピアスをスライドさせられない人は、泡をのせて洗い流すだけで大丈夫です。しばらくすると、スライドさせても痛くなくなります)
「マキロン」等は傷を治す方向に働く為、傷を作って安定させるピアッシングには不向きです。
また、強力すぎる殺菌作用が、ピアスのコーティングを溶かしてしまう事もあるそうです。
洗浄・消毒する時は、専用のピアスジェルを使ったり、低刺激の石けんを選びましょう。
アルコールは刺激が強すぎて、返ってトラブルを招きます。
寝る時は、ピアッシングした部分を圧迫しないように気をつけて下さい。
眠る時は、ピアスを空けた耳を下にして寝ないようにして下さい。
圧迫されて、腫れてしまったり、肉芽と呼ばれるコブが出来る原因になります。
ピアスを引っ掛けないように気をつけて下さい。
冬場は特に、タートルネックのセーターなどの着脱時や、髪が長い人はブラッシングの時に、ピアスを引っ掛けてしまいがちです。
夏場は逆に、汗を拭くためのタオルなどに引っかけてしまうケースも考えられます。
ピアスを引っ掛けて引っ張ってしまうと、傷が広がったり、雑菌が入ったりしてトラブルの原因になる事があります。
耳たぶの「ふち」すれすれに空けている場合は、「ぶちっ」と耳たぶが裂けてしまう事もありますので、ご注意を。
ピアスを空ける時の料金について。
ピアスを空ける時の料金についてですが、これはもう本当にピンキリです。
「ピアッサー」と言う、ファーストピアスが内蔵してあって、ホチキス状になっている、カチャンと耳にファーストピアスを装着させる器具がアクセサリーショップ等で売られています。
「ピアッサー」を持ち込めばタダで空けてくれる所から、持ち込みなしで片耳5000円、ファーストピアス、施術代金込みで7000円の所など様々です。
平均すると片耳3000円前後でしょうか。
「ピアッサー」も、値段は色々ありますが、安い物で500円、高い物で2500円くらいです。
料金が高ければ上手に空けてくれるかと言うと、必ずしもそうではありません。
空けてもらう時は、施術してくれる人に任せっきりにせず、気になる事はどんどん聞いた方がいいです。
空ける時の角度や場所なんかも、きちんと伝えないと、運が悪いと左右が対象になっておらず、さらに正面と後ろから見た時のピアスの角度が曲がってる、なんていう悲劇も起こりかねません。(私が経験しました…)
ですから、聞いた事に対してきちんと受け答えをしてくれる所を選びましょう。
これは、ピアスを空けるのに限った事ではありませんが。
また、一般的に病院よりスタジオの方がトータルの料金が高いと思いますが、これは「ボディピアス」の値段自体がやや高めな事などもありますので、一概に高いとは言い切れません。
料金の高い安いだけで病院やスタジオ選びはしない方が無難です。
ピアスを空けるのは痛いのでしょうか。
個人差もありますが、耳たぶに限って言えば、「注射の痛みで失神してしまう程、痛みに過敏」と言う人でない限りは、それほど痛みは感じないと思います。
一概にどれくらい痛いとは言えないので、私の経験からお話させて頂きますと、
ピアッサー
ピアスガン
ニードル
の内、空ける時の痛みの程度は、
ニードルが最も痛みが少なく、痛みをほぼ感じませんでした。本当にするっと針が貫通するので、空けた時に痛みがなくてびっくりしたくらいです。
次いで、ちょっとちくっとする程度なのがピアッサー、
はっきり痛いと思えるのがピアスガンでした。
ピアスガンは、空けた後、ホールの周りに青あざみたいなモノも出来ました。
空けてしばらくしてからは、ニードルもピアッサーもピアスガンもそれなりの痛みはありました。
腫れもしました。
私は元々、腫れたり炎症を起こし易いので、体質によってはほとんど腫れないと言う方もいらっしゃると思います。
安全ピンで空けるのは論外ですが、ピアスガンは空ける時に少しは痛みの覚悟が必要かもしれません。
耳たぶなら、ほとんどの場合、さほど痛みがないのですが、これが軟骨(耳の上の方や内側)になると、とても痛かったりするそうです。これも個人差はあるのですが、空けた後に安定するのにも時間がかかるようです。
これがさらに、首やおへそ、手のひら等になると、酷い人は鎮痛剤を飲んで寝込んでしまう程痛いのだとか。
だからと言って、麻酔を使うのが良いかと言うと、麻酔はしない方が良いようです。
なぜなら、麻酔の注射の方が痛いですし、麻酔をした事で腫れてしまって、正確な場所にピアッシング出来なくなる事もあるからです。
同じ理由で、氷水などを当てて、冷やしてから空けるのもお勧めできません。
ピアスを空ける時、何で空ければ良いでしょう。
上記でも触れましたが、安全ピン、画鋲、布団針などは論外です。安全ピンの先は、想像される程鋭くなく、ホールを空ける事に向いていませんし、衛生的にもよくありません。
消毒したから大丈夫だと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際には安全ピンを完全に消毒する事は出来ません。
市販の消毒液では死なない菌が存在し、中には感染すると死に至るケースもある菌やウイルスが存在します。
有名な所ではC型肝炎のウイルスなどですが、感染すると死に至り、実際に感染して亡くなられたケースもいくつも報告されています。
また、一般的な細菌類(雑菌)の中にも消毒液では死なない菌がいて、これは化膿の原因になります。
友達が大丈夫だったから、私も大丈夫。と、楽観視は出来ない問題だと思います。
お友達は大丈夫でも、貴方は運悪く衛生面でのトラブルに見舞われてしまうかもしれないと言う可能性は、適切なピアッシングをしない限り、ゼロにはなりません。
リスクは少ないに越した事はないのですから、安全な方法を選びましょう。
一番良いのは、ピアスホールを空ける事に特化した「ニードル」ですが、残念ながらスタジオ以外で扱っている所は少ないように思います。
「ニードル」は、先が鋭いので、空ける時と治る時、耳に負担が少なくて済みます。
また、先がはっきり見えるので、空ける時に狙った場所に正確に打ち込めるので、「空けたけど位置がずれてる」と言う事も少ないようです。(もちろん、施術される方の経験や腕もあるでしょうが)
病院で空ける場合は、ほとんどの場合、「ピアッサー」か「ピアスガン」で空ける事になるでしょう。
「ピアッサー」を持ち込みしないと空けてくれない病院もあります。
「ピアッサー」と「ピアスガン」は、構造的にはほぼ同じモノです。
どちらも、「突き破る形で耳にホールを作る」タイプなので、「ニードル」ほど綺麗に貫通しません。
「突き刺す」ではなく「突き破る」なので、「ニードル」に比べて治りが遅い、空ける時に空ける場所が見づらいため、狙った場所から少しずれて空いてしまう事が多い等の問題もあるようです。
こう書くと、不安に思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、「ピアッサー」と「ピアスガン」は、日本では広く使われている物で、安全ピンで空けるよりはずっと安心です。
近くに「スタジオ」がない場合は、病院で空ける事になるかと思いますが、「ピアッサー」と「ピアスガン」も「耳たぶ」に限って言えば、トラブルは起こりにくいと思います。
私は、これまでに左耳1回、右耳6回、ピアスを空けています。
医療機関や、専門のスタジオで、ピアッサー、ピアスガン、ニードルと経験しましたが、どれも痛みはほとんどありませんでしたし、今の所、大きなトラブルも起こっていません。
ファーストピアスの材質は何が良いのでしょう。
ファーストピアスとは、ピアスホールを空けた時に装着する、一番最初のピアスの事を言います。
ファーストピアスには、チタン、医療ステンレス、セラミックがおすすめです。
また、ファーストピアスは出来るだけロングタイプ(ピアスの軸部分が長めのもの)を選んで下さい。
金属アレルギーが心配な方でも、チタン、医療ステンレス(サージカルステンレス)は、アレルギーが非常に起こりにくい素材と言われていますので、それほど神経質にならなくても大丈夫です。
医療ステンレスの中でも316L表示は、最高品質の医療ステンレスを示す表示だそうですので、より安心かと思います。
もともとサージカルステンレス316Lは、長期間つけたままにしておくボディピアスの素材として多く使われているステンレスです。
長く付けたままにしてもトラブルが起こりにくい金属ですので、安心出来る素材の一つだと言えます。
ただ、ごく少数ではありますが、アレルギーを起こす方もいらっしゃるようです。
セラミックのファーストピアスを扱っているお店や病院は非常に少ないと思いますので、ファーストピアスはチタンか医療ステンレス(最も安心なのはチタン)が良さそうです。
透明ピアス(樹脂、アクリルピアス)はアレルギーの面から見れば良さそうに見えるかもしれませんが、強度に問題があり、表面が滑らかではなく、柔らかい材質から細かい傷がつき易く、傷の付いた部分から雑菌が繁殖し易いため、一ヶ月以上付けておくファーストピアスとして使うには不向きです。
また、ホールの傷口に癒着、埋没する可能性もあります。
雑菌が繁殖すれば、トラブルの原因になり、返ってホールが完成するのが遅れたりします。
また、樹脂ピアスのキャッチは使っているうちに緩くなり、取れやすいので、寝ている間にファーストピアスが取れていた、と言ったトラブルも起こりやすいのです。
どうしても自分で空けたい場合。
本当は病院やスタジオで空けるのが良いのですが、中には「ピアッサー」を購入して、自分で空けたいと言う方もいらっしゃるかと思います。
上記でも触れましたが、セルフピアッシング(自分でピアスを空ける事)の際も、安全ピン、画鋲などを使う事は論外です。
安全ピンの先は、想像される程鋭くなく、ホールを空ける事に向いていませんし、衛生的にもよくありません。
消毒したから大丈夫だと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際には安全ピンを完全に消毒する事は出来ません。
市販の消毒液では死なない菌が存在し、中には感染すると死に至るケースもある菌やウイルスが存在します。
有名な所ではC型肝炎のウイルスなどですが、感染すると死に至り、実際に感染して亡くなられたケースもいくつも報告されています。
また、一般的な細菌類(雑菌)の中にも消毒液では死なない菌がいて、これは化膿の原因になります。
友達が大丈夫だったから、私も大丈夫。と、楽観視出来ない問題だと思います。
お友達は大丈夫でも、貴方は運悪くトラブルに見舞われてしまうかもしれないと言う可能性は、適切なピアッシングをしない限り、ゼロにはなりません。
リスクは少ないに越した事はないのですから、安全な方法を選びましょう。
さて、セルフで空ける場合の注意点ですが、まず痛みを警戒して、氷などで冷やしすぎるのは良くないようです。
麻痺してしまうため、力加減が解らずに、返ってうまく空かない事があったり、キャッチをキツく締めすぎて後々のトラブルに成りかねないからです。
ピアッシングする際は、事前に手を薬用石鹸で良く洗い、耳たぶも洗っておきましょう。
また、空ける前の耳たぶの消毒になら、マキロンを使っても構いませんが、その後のケアとして消毒するのに「マキロン」は使わないようにして下さい。
「マキロン」は傷を治す方向に働く為、傷を作って安定させるピアシングには不向きです。
また、強力すぎる殺菌作用が、ピアスのコーティングを溶かしてしまう事もあるそうです。
消毒する時は、専用のピアスジェルを使ったり、アルコール分の含まれていない消毒剤を選びましょう。
アルコールは刺激が強すぎて、返ってトラブルを招きます。
ピアッシングした後は、ケア以外ではピアスや耳たぶに触らないようにして下さい。
これは、雑菌による感染を防ぐ為です。
空けたばかりのホールは「傷口」です。
洗っていない手で触れると、傷口に雑菌が入り、トラブルの原因になる事があるのです。
耳たぶを毎日洗う時に、ピアスをスライドさせたり回したりと言った事も行なって下さい。
この際、ピアスのキャッチは外さないでケアして下さい。
お友達や家族に空けてもらうのは駄目?
意外とご存じない方が多いのですが、医療資格を持たない一般の第三者(お友達や家族など)に、ピアッシングしてもらう事は、違法行為です。
つまり、本来はやってはいけない事なのです。
ですので、このサイトでお友達や家族にピアッシングしてもらう事に関しての質問、お問い合わせには、一切お答え致しかねます。ご了承下さいませ。
職場や学校でピアスを禁止されているけれど、空けたい場合は?
学校、職場でピアスを禁止されているうちは、空けない方が良いと思います。
校則や職場の規則を守るの必要があるのはもちろんの事、ピアッシングしても、ホールが安定しないうちに外さなくてはならなくなるケースも多く、それがトラブルの原因にもなりかねません。
バレなければいい、と言う事に関しては、賛同出来かねますし、このサイトでは規則に反する行為に関して、お答え出来ません。
学校で禁止されている場合も、卒業してからピアスを楽しめますし、今はパッと見、ピアスにそっくりなイヤリングも沢山あります。
ピアスに憧れる気持ちも分かるのですが、焦って、大事な身体に傷を残したりしないようにして下さいね。
ピアスを空けるのに向いている季節は?
基本的には「春、夏、秋、冬」いつでもピアスを空ける事は可能です。
汗をかきやすい夏は、汗を拭く時のタオルなどがピアスに引っかかってしまう事が考えられるのと、冬もマフラーやタートルネックの着脱の時にピアスを引っかけてしまう恐れがあります。
また、夏の海辺など特に暑い場所、冬のスキー場など特に寒い場所では、ファーストピアスの金属の温度が極端に上がったり、あるいは下がったりしてホールにも良くありません。
(ヒドイ場合は火傷のような症状や、凍傷のような症状が出る事があります)
ですので、個人的には春か秋に空ける事をオススメします。
サイト内の表記ミスや、サイト内に記載されていない質問について
サイト内の表記ミスやリンクミス、誤った情報などございましたら、【Web拍手】より、教えて頂けると幸いです。
Pierce ~First Moon~のサイト内に記載されていないピアスに関するご質問について、
お答え出来る場合は、【First Moon Blog】の「Web拍手への返信」か、
【ピアスQ&A】にて、「新しい質問とそのお答え」と言う形でお答えさせて頂きます。
ピアスに関する情報や、オススメのピアスサイト、ピアスショップの情報も、お待ちしております。
【First Moon Blog】の「Web拍手への返信」にて、ピアスに関する情報などについてもお返事させて頂きます。
なお、返信には2日~1週間程度、かかる場合がございます。
また、コメントの内容によっては、返信出来ない場合がございます。どうかご了承下さい。
※お返事出来ないケース…当サイト内ですでに扱っている質問、サイトに関連のない質問や情報、
医療に関する質問、その他、管理人が知識不足でお答え出来ない場合がございます。
ピアスについて
リンクについて/リンク集
リンクについて ピアスのお店リンク アクセパーツのお店 ピアスサイトリンク |
アフィリエイトはエーハチネット |